テーマ:読書

カミュ『ペスト』読んでいました③―了

 ―みんな考えるところが一致していたのは、過去の生活の便利さは一挙に回復されはしないであろうし、破壊するのは再建するより容易であるということであった。―  これは『ペスト』の最後のほう、ペストが去り、町の閉鎖が解除され、徐々に日常が戻りつつある場面で書かれていた文章です。  以下の文章は、ペストの騒ぎの中、色々の対策やそれに…
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カミュ『ペスト』読んでいました②

 震災の余波で何となく落ち着かない時に読み始めました。  最初に抜き出して書いたのは以下の文章です。  ―天災というものは、事実、ざらにあることであるが、しかし、そいつがこっちの頭上に降りかかってきたときは、容易に天災と信じられない。この世には、戦争と同じくらいの数のペストがあった。しかも、ペストや戦争がやってきたとき、人々…
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カミュ『ペスト』を読んでました。

 ―善き意志も、豊かな知識がなければ、悪意と同じくらい多くの被害を与えることがありうる―  この言葉は、3月11日の地震のあと、福島原発の建屋の爆発が起き、東京でも水道水に通常ではない放射線物質が検出され、ほうれん草などに放射線ヨウ素が通常値より多いということで、出荷停止などが重なっている頃に、鹿島茂さんが新聞の記事で紹介していた…
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遅ればせながら、、

 筑紫哲也さんはずっと気になる方でした。そうこうしている内に亡くなられました。  三年前。個人的にどん底の状態の時に彼は亡くなられています。それでも新書『若き友人たちへ―筑紫哲也ラスト・メッセージ』はその時分に購入し一応読んだという感じだけが残っていました。  先日Amazonで筑紫さんの亡くなられた翌年刊行のMook本『筑…
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